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予防医学

最先端がん治療の話を聞いてきました

東京女子医大の北原秀治先生による講座、「癌を理解するー最先端の研究より」をお聴きしてきました。
場所は、六本木の国際文化会館。

三菱財閥の4代目当主、岩崎小弥太が建設した庭園です。

今日は東京も雪が降って、木々にうっすら積もっていました。

以下は、特に勉強になった点の覚書です(順不同の羅列ですみません)。

●「がん」は、皮膚の基底膜より上なら「癌」、下なら「肉腫」。例えば、肺癌、乳癌、肝臓癌、筋肉腫、骨肉腫、白血病、など。ひらがなの「がん」はこれらの総称。
●がんは、がん細胞のうちに発見することは難しく、「がん組織」になってから目に見える形になる
●がん細胞は、phが変化し、圧力が高く、酸素がなく、固い
●抗がん剤、放射線
治療でがんは消えない
●がんには、免疫力が働かない
●がんを作るのは、がん細胞と微小環境(がんを育てる周囲の環境、血管や他の組織)
●通常、全身の血管は増えないが、がんは悪くなるにつれて中に血管が増える
●そのため、医者の常識、「がんにはメスを入れてはならない」。なぜなら、がんからは出血が止まらず、転移の原因になるから

●2018年にノーベル賞受賞の本庶佑先生の研究により、PD-1、PDL-1が発見され、免疫力が働かないはずのがん組織にリンパ球が働く「免疫療法」が開発された
●最先端の研究では、がん細胞を殺すよりも、血管を正常化させることが最も注目されている。血管と免疫の関係が、最新のがん治療
「分子標的治療」に「免疫療法」を加えることが最先端の治療だが、高額で一般に受けられる治療になるのはまだまだ先

とても難しいお話を、大変わかりやすい言葉で伝えてくださった北原先生に、心から感謝です♡
北原先生は、この最先端の治療の研究を続ける一方で、いまだ高額な自費診療で一部の人しか受けられないこの治療を、どうにか一般に広げていけるよう、政治的なアプローチ等にも取り組まれています。
加えて、以下の点も印象に残りました。
実験を行う際に、肝臓癌を作るため、ネズミにアルコールを飲ませ続けると(それ以外にも遺伝子を操作)、必ず癌ができることから、アルコールは必ずがんを作る!
コゲや、アルコール、タバコはがんを誘発する!
また、がんの治療についての情報は、一般には知られていませんが、国立がん研究センターのHPには、全てのがん治療についての情報が網羅されているそうです。

でもやっぱり、がんにならないのが一番ですよね! ファスティングと分子栄養学で、がんにならない体を目指しましょう♡

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